基礎編(1) チューニング

曲を練習する前に

 ◆ハナコさんチューニング
 
  • ウクレレはギターの様に微妙なチューニングができるギア付きのタイプではない場合が多く、ピアノや音叉だけでは、なかなかうまくチューニングができません。
  • 割り切って、まずはチューナーを買いましょう。クリップタイプのものがおすすめです。

 

  • ウクレレ最大の謎といわれるのが、いわゆる「ハ・ナ・コ・さん」チューニング。下の図の通り、4弦のGがなぜか1オクターブ高い!

 

  • この不思議なチューニングのおかげで、低音が響かず、ウクレレ特有の軽やかなストラミング(※ウクレレでは、ストロークと言わず、ストラミングといいます)の音になるのです。

 

  • ちなみに、ウクレレの語源は、ハワイ語の「ノミ(uku)が跳ねる(lele)」に由来すると言われています。ウクレレの上級者が、ハワイアンなどでみせる軽やかなストラミングは、正にノミが跳ねる感じですよね。

 

これが、ハナコさんチューニングだ!
これが、ハナコさんチューニングだ!
電源スイッチのマーク
電源スイッチのマーク

◆クリップチューナーの基本的な使い方(KORG AWシリーズの例)

 

  • 本体裏面の電源ボタン(画像参照)を押して、電源ON。
  • 本体裏面の「MIC/PIEZO」ボタンを押して、画面表示がMicではなく、「Piezo」となっていることを確認する。
    Mic:内蔵マイクで音を拾ってチューニングするモード。静かな所では問題ないが、周りで音がしている所では、周囲の音も拾ってしまうため、合わせにくい。クリップで挟めない形状の楽器のチューニングを行う時に使う。
    Piezo:クリップ部分に内蔵されたセンサー(ピエゾ)が、弦の振動を拾うので、周囲で音がしていてもチューニングできる。
  • 画面の表示が「440Hz」意外の数字となっている場合には、本体背面のCALIBボタンのアップまたはダウンで440Hzに合わせる。
  • チューニング中、針が真ん中より高くなったら(右側に振れたら)、必ず一度真ん中よりも下げて、上げながら合わせる。下げながら(緩めながら)合わせても、弦が緩んでいる分、すぐに狂ってくるので。
  • 「0.01mmの感覚」で、ほんの少しずつ締める。
  • ペグのネジが緩んでいてはNG。必ず締める(小型ドライバーを持ち歩く)

 

 

KORG AW-2
KORG AW-2

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